日光山輪王寺に位置する陰陽石は、栃木県日光市にある国指定史跡であり、自然の力と信仰が交錯する神秘的なスポットです。この陰陽石は、陰(女性)と陽(男性)を象徴する二つの自然石から成り、訪れる人々に安産や繁殖を願う祈りの場として親しまれています。
江戸時代から続く陰陽道の影響を受け、地域の人々にとって強力な鎮守や厄除けの役割を果たしてきたこの場所は、日光山の霊気と相まって、多くの参拝者に癒しと活力を与えています。
陰陽石 日光山輪王寺【国指定史跡】
日光山輪王寺の陰陽石は、栃木県日光市にある国指定史跡です。
陰陽石の案内板
陰陽石 【国指定史跡】 |
おんようせき |
日光山 輪王寺 【世界遺産】 |
お産に縁のある、自然石二つからなる奇石です。 陰(女性)と陽(男性)を意味すると言われており、観音堂を訪れた人は、ここでも祈願します。 |
陰陽石とは?ご利益は?
日光山輪王寺の陰陽石は、苔に覆われた2つの自然石は高くて幅の狭い方が男性(陽)、低くて幅が広い方が女性(陰)を表しており、繁殖力に関連しお産に縁があるとの事です。
観音堂(香車堂=産の宮)にお参りに来た人は、こちらでも安産と更なるお産多産で子孫繁栄を祈願していきます。
日光山輪王寺の陰陽石は、国指定史跡ですので、これまでにも沢山の方がそのご利益を受けている事でしょう。
陰陽石とは?
- 陰陽石のエネルギー:陰陽石には、陰と陽の力が調和したエネルギーが宿っているとされ、そのエネルギーが人々に癒しや活力を与えると信じられています。
- 自然環境との相乗効果:輪王寺は自然豊かな山間に位置しており、周囲の緑や清らかな空気、そして清流などの自然環境との相乗効果によって、陰陽石から放たれるエネルギーが一層高まるとされています。
- 神仏の霊気との共振:輪王寺は、日光山の中腹に位置しており、霊峰である日光山から放たれる神仏の霊気と共振することで、より強いエネルギーが陰陽石から放たれると考えられています。
歴史的には、江戸時代初期には、陰陽道が庶民にも広く信仰され、陰陽道の教えや呪術に基づく信仰が一般的でした。そのため、陰陽石は当時の人々にとって、強力な鎮守や厄除けの役割を果たしていたと言われています。
日光山輪王寺は1250年以上の歴史を持つ天台宗の寺院で、三仏堂には日光三山の本地仏である千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音が祀られています。
長い歴史と信仰の中心地として、多くの人々の信仰を集めてきました。
陰陽石の場所
陰陽石は日光東照宮の北側で滝尾寺ウォーキングコースの途中の開山堂、観音堂(産の宮=香車堂)のすぐ近くにあります。
下の写真の左上の無料駐車場は5台程度が駐車できて1番近いです。
空いていると楽ですね。
陰陽石、仏岩、開山堂、観音堂(香車堂=産の宮)付近の拡大地図です。
無料駐車スペースから林の中を歩いていけます。
なお、滝尾時ウォーキングコースは、6月から10月はヤマヒルに注意ください。
陰陽石の周辺はこんな感じです。
陰陽石は随分埋もれてしまったからこんな感じなのですかね?
昔はもう少し陽と陰の形がわかる形状だったのでは?と考察しています。
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周辺の他の施設
陰陽石の近くの施設を紹介します。
勝道上人の墓
陰陽石の直ぐ側に勝道上人の墓(開山堂)があります。
勝道上人の墓の記事(内部リンク)はこちらから。
香車堂(日光山輪王寺観音堂)
陰陽石の直ぐ側にに観音堂(産の宮=香車堂)があります。
観音堂(産の宮=香車堂)の記事(内部リンク)はこちらから。
仏岩
陰陽石の奥に仏岩があります。
仏岩の記事(内部リンク)はこちら
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